基板IDトレーサビリティシステムにて、基板ID情報とポカノンの設備機種別部品情報を紐付け登録することで、基板IDトレーサビリティシステムの構築が可能となります。
下図はシステム構成の一例です。赤枠内はポカノン標準版で管理可能なため、最低限チップマウンタ、ラジアル・アキシャルマウンタ、手挿工程でチェックした部品情報と基板IDを紐付け情報を基板IDトレサビログとしてデータベースに記録し、必要に応じて条件指定を行い基板IDトレサビ情報の照会が可能となります。
下図は、ポカノンVer6と基板IDトレーサビリティシステムの構成を図示したものです。各ラインにて基板投入時に基板IDを読取り、各設備からの基板排出をセンサーで検知し、各設備にセットされている部品情報をリアルタイムに基板IDと紐付けデータベースに記録します。
※基板ID読取り方法については、各社毎に異なるためご相談下さい。
※基板IDトレーサビリティシステム専用サーバーPCは別途ご用意いただく必要があります。推奨スペック等はお問合せ下さい。また弊社より推奨サーバーPCのご提案も可能ですのでご相談下さい。
基板IDトレーサビリティシステムデータベースに記録された基板IDトレサビログは、下図の基板トレサビモニタにて照会が可能です。抽出条件は「日付」「基板ID」など基本的な項目以外に「+抽出条件」ボタンをクリックして複数の項目に条件を指定したAND条件や、例えば部品ロットに複数の指定を行いいずれかに合致したデータを抽出するOR条件、AND条件、OR条件を複雑に組み合わせた複合条件指定も可能です。