ポカノンVer6.0に資材在庫管理機能として受入検収~入出庫~段取・架替~棚卸まで一連の機能を搭載した『在庫管理オプション』です。

従来の倉庫在庫管理に加えて出庫仕掛在庫までを在庫数管理対象とし在庫精度を向上しました。

新しく構成表登録、生産計画登録、受入部品予定登録機能を追加し、旧バージョンではカスタマイズ対応していた受入検収を標準機能とし、さらにパソコンだけではなく、ハンディターミナルでの受入検収にも対応しました。さらに複数台での受入検収も行えますので効率よく受入検収処理が行えます。

またVer5.0の在庫シュミレーションでは難しかった高精度の在庫シミュレーションにより不足部品情報や生産可能台数計算が可能となりました※1

シリアル管理有効の場合は受入時にシリアルラベルを発行し貼付し、以降の処理はすべてシリアルバーコードで運用が可能となります。

別売「基板通過センサーユニット」と連動して生産中機種で使用している部品シリアル毎に基板単位の残数管理が可能となりますので、ハンディターミナルにて部品切れ予測も可能となりました。

さらにフィーダー管理、インターロック※3も本年度内にアップデート対応予定となっております。

※1シリアル管理が有効で、基板通過センサーユニットにより設備毎基板通過検知が有効な場合のみ。

※2シリアル管理有効の場合、別途専用ラベルプリンタ(株式会社サトー製)と有線式スキャナが必要。

※3Panasonic CMシリーズ、NPMシリーズのみの対応となります。CMシリーズの場合はPanasonic製 LMVⅡ、NPMシリーズの場合はLNB外部照合外部インターフェースオプションに対応致します。

ポカノンVer6+在庫管理オプション機能図

仕掛部品残数管理対応!

仕掛部品残数管理イメージ

設備毎に生産終了のタイミングで、生産台数を元に設備にセットされている部品の在庫数を更新します。

シリアル管理有効でセンサーユニット連携が有効な場合は、基板通過検知のタイミングで設備にセットされているすべての部品シリアルの残数から1基板当たり使用数(員数×取数)を減算し部品在庫も同時更新しますので、常に最新の仕掛在庫数を把握することが可能です。

受入検収PC/BT両運用対応

受入検収機能は旧バージョンでは多くご要望いただいており個別カスタマイズ対応させていただいておりましたが、本バージョンより標準機能として対応しました。*1

後工程も含めた顧客別機種別構成表登録機能、及び構成表を元にした受入部品登録機能を追加し、受入部品登録内容に従い受入検収を行うことが出来ます。パソコンでの受入検収が難しい部材はハンディターミナルを使用した受入検収に対応しました。

ハンディターミナルでの受入検収ではモバイルラベルプリンタよりシリアルラベルを発行できます。

検収が不要な場合は設定によりVer5.0と同様に入荷・シリアルラベル発行のみを行うことも可能です。

受入検収処理(PC/BT)

◇ 新機種など図面上の部材コードしかわからない(部品未登録)場合でも、受入時に実際の部材のメーカー指定を行い部品コードを確定し、受入検収処理と同時に部品登録も行うことができます。あわせてSMT部品か後工程部品かの区分、防湿部品であれば防湿ランクの登録も同時に行うこともできます。

◇ 代用部品登録を行うことで代用部品の受入検収も可能です。

◇ 検収作業は複数人で同時に行うことが可能です。検収が完了した場合は検収が完了した旨のメッセージが表示されます。

◇ PC入荷処理で発行するシリアルラベルとハンディターミナルで発行するシリアルラベルはラベル用紙の制約により完全に同一ではありませんが、いずれのラベルでも変わらずポカノンにて運用いただけます。

*1 受入検収機能はシリアル管理が有効時のみ有効となります。シリアル管理無効時は入庫処理から運用可能です。

事前シミュレーション機能

構成表・生産計画登録を元に指定日の生産で不足する部品と不足数をシミュレーションします。

処理時点での総在庫数と生産中機種および各設備での残りの生産所要数、指定日までに入荷予定数をトータルに加味してシミュレーションを行い、不足部品数に加えて生産可能台数も表示します。

事前シミュレーション画面

機種別構成表登録機能追加

受入検収や事前シミュレーションは機種別の部材構成情報が必要となりますが、新機種の場合は配置表を作成できない場合があるため、機種別に部品の構成のみを登録できるよう構成表登録機能を追加しました。

構成表にはSMT部品以外にその機種を生産するために必要な後工程部品もまとめて登録できます。

構成表によりシリアル管理が難しい後工程部品についても在庫管理を行えるようになりました。

スプライシング対応!

スプライシングの場合、空シリアルコードの部品の残数を新リールで入力されたシリアルの部品残数に引き継ぎ残数誤差を最小限に抑えます。

後工程在庫管理対応

手挿部品などシリアル管理が難しい後工程で使用する部品についても、後述の構成表登録により機種単位での簡易在庫管理を行えるよう機能を追加しました。受入は部品受入データに従い一括処理を行い、出庫、消費、再入庫は機種別に生産台数を指定し一括在庫更新を行います。

顧客・機種別に受入~入庫~出庫~消費~再入庫を1画面で在庫移動を行うことが可能です。*1

PC棚卸対応

倉庫在庫に加えて出庫部品に対しても棚卸を行えるよう対応しました。出庫部品の棚卸が可能となることで、工場全体の総在庫数を把握することが可能となります。

また旧バージョンではハンディターミナルでのみ棚卸が可能でしたが、本バージョンよりホストプログラムでの棚卸が可能となりました。さらにUSBキーボードウェッジ対応のリールカウンタあれば、カウンタの計数結果を直接実棚在庫数にセットできますので入力ミスや数量入力の煩わしさを解消できます。

PC棚卸

各種在庫関連照会機能追加

部品切れ予測対応!

シリアル管理が有効でかつ基板通過センサーユニット一式を導入いただくことで、基板単位にシリアル単位部品の残数管理が有効になることで、各シリアル毎に部品切れ予測が可能となります。

ハンディターミナルの部品切れ予測にて各ライン毎に生産枚数を入力すると、指定生産枚数を生産中に部品切れとなる可能性がある部品と残数及び生産可能枚数を確認できます。対象部品が複数存在する場合は、上下キーにより部品を切替えて確認することが出来ます。1

※1 シリアル毎理論在庫を元に計算し対象部品を抽出しますので、状況により部品切れ対象から漏れてしまうことはありますので、あくまでも目安としてご利用下さい。

シリアル管理が有効でかつ基板通過センサーユニット一式を導入いただくことで、基板単位にシリアル単位部品の残数管理が有効になることで、各シリアル毎に部品切れ予測が可能となります。

ハンディターミナルの部品切れ予測にて各ライン毎に生産枚数を入力すると、指定生産枚数を生産中に部品切れとなる可能性がある部品と残数及び生産可能枚数を確認できます。対象部品が複数存在する場合は、上下キーにより部品を切替えて確認することが出来ます。1

※1 シリアル毎理論在庫を元に計算し対象部品を抽出しますので、状況により部品切れ対象から漏れてしまうことはありますので、あくまでも目安としてご利用下さい。

部品切れ部品表示

新製品!基板通過センサーユニット

基板通過センサーユニット
センサーポート数8個 使用センサー:KEYENCE PZ-M11
有線LANRJ-45 10BASE-T、100BASE-T、1000BASE-T
無線LANIEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、IEEE802.11ac(2.4GHz 帯/5GHz 帯対応)
電波法 工事設計認証 007-AG0046
USBUSB2.0 Standard A コネクター x4
外形寸法約 300(W)×220(D) ×100(H) mm
コネクター、コンセント含まず
電源AC100V
ヒューズ2A
製品仕様

透過センサーを最大8個接続可能な基板通過センサーユニットの販売を開始しました。

各設備の基板排出口コンベアに透過センサーを設置し通過する基板を検知します。

通過情報はリアルタイムにポカノンPCに送信され生産中機種の配置表情報と生産モニター情報を元にセットされている各シリアルの残数更新を行います。設備毎に基板通過を検知し設備にセットされているシリアルの残数をリアルタイムに更新しますので基板単位の精度での在庫管理が可能となります。

無線LANに対応していますので無線可能エリア内であれば自由に設置可能です。

指定によりシリアル残数更新時にシリアル残数ファイルを指定フォルダに出力することが可能ですので、外部システムとの連携も可能です。

※部品切れ予測はシリアル管理有効時に理論在庫を元に残数計算を行いますので、ポカノンにて「生産開始」を行わない、「架替チェック」を使用せず部品補充を行うなどポカノンを通さない操作を行った場合は理論在庫に大きな誤差が生じ実際と大きく乖離しますのでご注意下さい。